アキレス腱断裂(あきれすけんだんれつ)について

こんにちは、新宿区の整体「西新宿肩こり腰痛整体院」の坂本です。当院の「アキレス腱断裂(あきれすけんだんれつ)」についての解説をします。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

下向き矢印(赤)

症状

アキレス腱断裂(あきれすけんだんれつ)とは、ふくらはぎから踵にかけて存在しているアキレス腱が、運動会やスポーツなどで急に走ったり、ジャンプしたりしたときなどに切れてしまい、つま先を伸ばすことができず、足首が曲がったままの状態になってしまう病態です。

アキレス腱の部分に誰かに蹴られたような感覚の強い痛みが出ます。つま先立ちができず、歩行困難になることが多くみられます。断裂した部分を触ると「へこみ」が感じられます。うつ伏せに寝たまま膝を直角に曲げた状態でふくらはぎを握っても足首の底屈動作ができません(トンプソンテスト陽性)。

原因

アキレス腱が、ダッシュ、ターン、ジャンプなどの際に、強く収縮している状態から負荷が加わって伸長されると、それに耐えきれずに断裂してしまうためです。また水分不足により、アキレス腱が硬くなってしまって急激な動きでアキレス腱を伸ばしてしまう。

改善方法

受傷直後は患部をアイシングし、テーピングやサポーターなどで足首を固定します。通常はギブス固定や装具が必要になります。手術が必要になるケースもあるので、病院(整形外科)へ受診することをお勧めします。

専門外来

手術後はリハビリが必要ですが、手術をしない保存療法の場合、アキレス腱が自然にくっつくまで6か月ほどの期間を要します。しかし、ほとんどの場合、保存療法で問題なく治るようです。ただし、保存療法でも回復具合に合わせてリハビリが必要になります。特にスポーツ選手の場合は痛みを取るだけではなく、アキレス腱が硬いとまた再発する恐れがあるので、ゴムチューブなどを用いたトレーニングやアキレス腱ストレッチをして柔軟性を回復させる必要があります。

注意点

アキレス腱を断裂しても歩行が可能な場合や痛みがない場合もあるので、断裂の疑いがあるときは検査をした方がよいでしょう。また試合中などで興奮状態にあるとアドレナリンの分泌によって痛みを感じにくい時もありますので、試合後に断裂の疑いがあるときは検査をした方がよいでしょう。

治療中に不意に転倒して、つながったアキレス腱が切れてしまうことがある(再断裂)ので、転倒などに注意しましょう。アキレス腱が断裂していた場合は、アキレス腱に負担がかからないように自力での歩行は避けて、松葉杖や車椅子などでの移動をするとよいでしょう。

予防方法

運動前には足首周辺、膝関節、股関節などのストレッチやウォーミングアップを十分に行いましょう。運動後も疲労をためないようにクールダウンのストレッチやお風呂などで血行を良くしましょう。タンパク質、ビタミン、ミネラル、コラーゲン、コンドロイチンなど、靭帯を作るのに必要な栄養素や水分を摂りましょう。

ストレッチする男女

施術では、骨格の調整や、足全体の筋肉や靭帯をほぐして血行を良くし、足首などの関節の動きを改善します。再発予防の為にもリハビリも継続するとよいでしょう。