仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)について

こんにちは、新宿区の整体「西新宿肩こり腰痛整体院」の坂本です。当院の「仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)」についての解説をします。

まずは、こちらの動画をご覧ください。

下向き矢印(赤)

【症状】

仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)とは、左右の腸骨の間にある仙骨という骨があり、その骨盤の関節(仙腸関節)に起こる関節炎で、主な症状は、骨盤を中心とした腰全体の痛みです。
また、仙骨周辺や臀部(でんぶ)や鼠径部(そけいぶ)、下肢などにも痛みが生じることがあります。

骨盤

立ったり歩いたり、座った状態で痛みが強くなり、横になると痛みが緩和されます。
女性に多くみられ、妊娠や産後に発症しやすい疾患です。

【原因】

座りっぱなしや立ちっぱなしなどの物理的な刺激が慢性的に骨盤に加わったりすることで仙骨周辺の筋肉の硬直や骨盤に歪みが生じ、仙腸関節に炎症が起こっているためです。
その他に、加齢によるもの、猫背などの生活習慣からくるもの、潰瘍性大腸炎で起きるものなどがあります。

妊娠してお腹が大きくなると、ホルモンの影響で仙腸関節周辺の靭帯が緩み、骨盤が大きく広がってきます。
またお腹が大きくなるにしたがって姿勢が反り腰になるため、仙腸関節への負担が大きくなり、痛みが起こりやすくなります。

妊婦

【改善方法】

急性期はなるべく安静にし、アイシングなどで痛みを軽減することができます。

氷嚢+コルセット

またコルセットで腰に負担をかけないようにして下さい。
熱や痛みが軽減したら、お風呂や蒸しタオルなどで温めて血行を良くしたり、ストレッチングなどで筋肉をほぐしましょう。

骨盤の歪みは腰や仙骨周辺の筋肉ほぐす施術で改善できます。
妊娠や出産で靭帯が緩み仙腸関節の可動性が大きい場合は、骨盤を固定する骨盤ベルトなどで一時的に固定するのもよいでしょう。

施術では、緩んでない方の仙腸関節や腰椎の矯正、腸腰筋や腰方形筋などの筋肉を緩めることで痛みを軽減します。
ハムストリングスやアキレス腱が硬いために腰に負担がかかっている場合もあります。

【注意点】

ほとんどの場合、レントゲンやMRIなどで異常がない場合が多いため、医師の診断では分からないこともあるため、病院では適切な治療法がありません。
病院では薬物療法や物理療法、リハビリ療法が中心になります。

慢性化すると痛みで歩き方のバランスが崩れ、股関節や膝などにも負担がかかり改善まで時間がかかってしまいます。
早めに施術を受けることをお勧めします。
お尻周辺に痛みがあり、しかも片側だけ痛みがある場合には仙腸関節炎が疑われます(両側同時に痛むことは少ない)。

【予防方法】

生活の中で猫背やだらしない姿勢、運動やトレーニング、重労働などで骨盤や筋肉に負担をかけないように姿勢などに注意しましょう。

デスクワーク

負担がかかった場合は定期的に体のケアを受けると良いでしょう。
腹筋力や背筋力を鍛えるためになるべく毎日運動を行いましょう。

施術では、仙骨関節周辺や腰、下半身の筋肉の緊張をほぐして血行を良くし、仙腸関節のずれを戻し、骨盤の歪みを改善します。